Precision Tubing

three green bullets

電解腐食

熱交換器で電解腐食が発生すると、多くの場合、銅管に接触しているアルミフィンの腐食として現れます。銅/アルミ式熱交換器の場合、銅との電流接触があれば、アルミの腐食は避けられないものとなります。
悪い耐食設計例 -塩水噴霧室(SWAAT試験)に4日間放置後: アルミチューブをZn-Alフィレットを用いて銅管にろう付けしたもの。銅とアルミのガルバニ電位差による大きな電解腐食が、左側のアルミ(銅よりも卑金属寄りの金属)チューブに見られる。さらに、ろう付け部分の亜鉛フィレット部が、電解腐食によりひどく浸食されている。
銅管とアルミフィンから構成される熱交換器は、銅とアルミの相対電位差が大きいため、フィンの腐食による損失が多大なものとなります。

同様の現象は、ガルバニ電位が合わないアルミ合金材による設計の場合に、一方の材料で発生します。さらに、ろう付け接合に使用するフィラー材料の選択によっては、電解腐食が発生し、フィラー材自身または接合される材料が浸食される場合があります。


良い耐食設計例 – 塩水噴霧室(SWAAT試験)に21日間放置後: 同じ合金を使用した2つのアルミチューブをAl-Siを用いてろう付けしたもの。チューブ上にごく小さい孔食が見られた。
オールアルミ熱交換器に使用する合金とフィラー材料をバランスよく選ぶことで、従来の銅-アルミコンセプトに比べ、フィンの損失を削減することになります。

したがって、オールアルミ熱交換器における電解腐食は、ほとんどの場合、接合材料の選択や接合方法それ自体の設計不良の結果として生じています。材料選択と接合方法が正しく検討されていれば、耐食設計により電解腐食を防止し、厳しい環境下でも長寿命設計を実現するのに役立ちます。

アルミの使用に関して、強度、腐食特性、延性の異なるニーズを満たす多種多様な合金と接合方法があります。耐食設計のサポートについては、当社までお問い合わせください。
更新: 8月 27, 2009
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